DeFiとは何か?

暗号資産・ブロックチェーン業界において、2019年から注目されているDeFi(ディーファイ/デファイ)。暗号資産(暗号通貨)業界の大きな波ともいわれており、われわれ投資家にとってはチャンス到来!! と言っても反論されることはまずありません。本サイトでDeFiの基本をおさえて大きなムーブメントに乗り遅れないようにしましょう!!

目次

DeFiとは

Decentralized Financeの頭文字を取って略したもので、一般に「分散金融」「分散型金融」 などと訳されます。分散型ネットワークによる自律したエコシステムで、誰でもアクセス可能で透明性の高い金融システムやプロジェクトの総称で、これまでインターネット上で提供されていた金融サービスと比較すると、中央管理者が存在せず、アクセス元の国家や利用者のバックグラウンドを選ばず誰にでも提供されるところに特徴があります。Web3.0などと同様に新しい時代の思想と合致していますね。

DeFiのメリット

大企業が監視する取引や契約は、物やサービスの購入だけではありません。レンディング、保険、デリバティブ、クラウドファンディング、ギャンブルなどの金融アプリケーションも大企業が管理してます。これに対してDeFiでは、仲介する金融機関がいなくても取引ができるため、様々な種類の取引から仲介業者を排除することができコストを削減することが可能になります。これは世の中にとっても大きなメリットです。10億かかっていたコストが1億円でできてしまうとなれば、多くの事業者が利用をしたいと思いますよね。

2020年1月時点ではDeFiに投入された資金の総額は700億円程度でしたが、2021年1月には1兆3,000億円、2月には4兆を超える資金が投じられています。この成長率、凄くないですか??

このDeFiが注目されている最も大きな理由は、ブロックチェーンの用途を単なる価値の移動から、金融での複雑な用途に拡大するというところにあります。例えば以下のような事例が実際に動いています。

Maker:イーサリアムのネットワーク通貨“イーサ(ETH)”を担保に米ドル(USD)と価値が紐づく”ステーブルコイン”を発行し保有することができるサービス
一部の国では米ドルとの交換レートが制限されていたり、銀行が近くに無い、そもそも銀行口座すら作ることができないといった制約があり(むしろそういった地域の人々にとっては、暗号資産での預貯金の方が現実的だったります)、こういった既存の米ドルに、経済的・政治的・物理的にアクセスができない人々に対して、ネット上で自由にやり取りできる米ドル(DAI)を生成することで、自由なアクセスを提供しています。

Compound:ネット上で自由にやり取りできる銀行(いわゆる暗号資産の銀行のような役割)
従来の仕組みでは、銀行が貸し手と借り手を預金・貸付などの形で仲介していましたが、これは銀行の倒産リスクもある上、預けた資金の使途もわかりません。この仲介をプロトコル(一連のスマートコントラクト)として定義し、需給に応じたレートを両者に提示します。預けた資産は、データベースとして金銭価値を保存できるブロックチェーンの透明性のもと、コントラクト上で管理されます。

DeFiトークンの爆上がり

DeFiプロジェクトのトークンの火付け役でもある「SUSHI」トークンの価格は、2021年の1月→2月の約1ヵ月で、3ドル→17ドル(約5.5倍!)まで出来高とともに通貨の価格が上昇しています。

DeFiプロジェクトである「Cream Finance」のトークン価格は、2020年8月の35ドルから9月までの約1ヵ月で850%以上も価格が上昇し、一度は落ち着くものの2021年に入ってから高値を更新して380ドルまで価格が上がっています。

しかも、DeFiは2021年からいよいよ本格化していきますので、これらはほんの序章にすぎないということです。参入については早ければ早いほうがいいのは言うまでもありませんね。

レンディング(貸付)プラットフォーム

スマートコントラクトを使うことによってレンディング(貸付)を管理する銀行などの仲介業者を排除したプラットフォームであり、保有している暗号資産を取引所に貸し出すことで利息を得る(暗号資産の借り手と貸し手をつなげる)サービスであり、DeFiの人気形態の一つになっています。

その中でも人気のプラットフォーム「Compound(コンパウンド:先ほど少しご紹介しました)」では、ユーザーは暗号資産を借りたり、自らローンを提供したり、自分の暗号資産を貸し付けて利子を得ることができます。Compoundでは、金利がアルゴリズムによって設定され、暗号資産を借りたいという需要が高まれば金利も高くなるような仕組みになっています。

DeFiの五大リスク

  1. ハッキングリスク
  2. ETHのガス(手数料)の高騰により個人(少額)では利益が得られないリスク
  3. 発行元のトークン売却による下落リスク
  4. スマートコントラクトのバグリスク
  5. スキャム(詐欺)DeFiによって投資した資産を失ってしまうリスク

投資家としてDeFiに手を出すときに、これらをいかに防ぐかということがポイントになってきます。ハッキングのリスクを軽減し大口で投資でき(少額でも不利にならないような運用形態)、それなりの専門的な視点から投資先を厳選する必要があるということです。よっぽどの資金と経験と知識が無い限り、個人でスタートするのは得策とは言えなさそうです。

どのようにDeFiに参入するか

上記のリスクすべてを回避してくれるサービスはそうそうありません。よさそうなサービスの提供が開始されたら、メンバーの皆さんにシェアさせてもらいますね。

 

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この記事を書いた人

四国に移住した個人投機家。
個人でまったり稼ぐ生活を送る。

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